札幌市清田区I様邸の工事が終了しました。 昨年の10月に着工したので、7か月間の工事となりました。
季節も春となり気温も上昇したので、外部の基礎モルタル吹付け仕上げと、ポーチタイルも施工することができました。
外観デザインのポイントとなる二階の連窓もきれいに納まりました。
建設のパッシブ換気の排気筒は、屋根から出す場合が多かったのですが、I様邸では、スタイリッシュな外観に合うように壁から排気する煙突のような形状の部材にしています。
小上がりの畳スペースにも、畳を敷きました。 一般的な畳は緑色ですが、I様邸では実内の色合いに合うように「灰桜色」の畳を採用しています。 そして、このスペースの収納は、壁と一体化するようにデザインされていて、枠がありません。
LDKは、I様邸の見どころです。 鉄骨階段・造作キッチン収納、薪ストーブ、小上がり畳スペース、間接照明など多数のデザインされた空間が広がります。
キッチンは、バイブレーション仕上げの天板の物で、キッチン収納は、家具職人による造作の物です。 引き出しの木目が通っているのがとても綺麗に見えます。
ガスコンロは、ノーリツ（ハーマン）製の「＋do」がついています。
二階の書斎には、以前もご紹介した多くの作り付け本棚があります。 左右に本棚があり、作業デスクに向かって写真を撮ると、建築雑誌の表紙のような規則正しい風景になっています！ 施工記録用に撮影した写真 988枚中のベストショットです。
主寝室には、ワンポイントで床タイルを張っています。 アンティーク調のタイルで、張り方は「バスケット張り」です。
玄関のシューズクローゼット内には、床点検口があります。 フローリグも木目をそろえて、目立たないような床点検口のデザインにしています。
工事も完了し、最後に気密測定を実施しました。
相当隙間面積C値は0.3cm/m2で、高気密住宅に仕上がりました！ 隙間特性値nも1.27で、大きな隙間が少ない事がわかりました。
いよいよ清田区I様邸が完成しました。 オーナー様のご好意で、完成現場見学を実施いたします。
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清田区I様邸の現場レポートは、今回で最後になります。 無事故無災害で工事を終えることができました！ 施工に携わった皆さまに深く御礼申し上げます。 素敵なI様邸に仕上がりました！
個別現場レポート→「札幌市清田区I様邸」