札幌市清田区I様邸では、キッチンの後ろと前の収納は、家具職人によるオーダーメイドです。
引き出しの口板(くちいた:引き出しの正面の板)の木目がつながっているのが、造作家具の特徴と言えます。 とてもきれいに納まっています!
キッチン腰壁カウンターなどの材料同士のつなぎ目は、どうしてピッタリと繋がっているのか? と疑問に思う方も多いと思います(←施工管理者としては気になりますよね)。 それは、引き寄せ金物によって、テンションをかけることにより、ピッタリとくっつけます。 もちろん、表面ではなく、裏面で細工し、目に見えないところで工夫をしています。
キッチン手間の収納は、縦桟のデザインです。 キャビネットは大工さんによる造作だったので、家具職人が工場で製作した扉とぴったり合うのかが、施工管理のポイントでした。 上手く、納まりホッとしています。
I様邸は、大工さんによる造作も多くあります。 二階の書斎には、多くの本を収納できる作り付けの本棚を作りました。
2階のホールにも、家族で使うための作り付けの収納があります。 見どころは、固定されている棚が「タモ」集成材となっている所です! タモは木目のきれいな材料なので、仕上がりが、とても楽しみです。
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