南幌町 S様邸【設計監理:エスエーデザインオフィス様】内装工事の開始

設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様のS様邸では、大工さんによる造作が終盤を迎えています。

収納部分の枕棚を取り付けました。 床・壁・天井の下地材を施工した後は、枕棚のような仕上げ材の取り付けを行います。

キッチンの横には食品庫があり、可動棚が付きます。 壁紙の色に合わせた白いレールで、スッキリとした見栄えになるように石膏ボードの中に埋め込んでいます。(建設業界的に言えば、「ロイヤル棚柱」の埋め込み納めで、見付けがシャープに見えるようにツバ無し形状のレールをボード突付け納めにしています)

キッチン前の造作も進んでいます。 カウンターにはナラ材(集成材ではなくハギ材)です。 木目が長く通っていて、とてもきれいな材料です(写真では傷がつかないようにすでに養生しています)。 カウンター下にはコンセントもあるシナランバ製の棚があります。

特徴的な三角形の天井である洋室の石膏ボードも張り終えました。 この部屋は入口が2つあり、将来的に中央に間仕切り壁をつけると、2部屋になります。

工事の方は、内装仕上げ工事へと移行しています。 最初の工事は、石膏ボードのジョイント部分とビス打ちヶ所のパテ処理です。

パテは、仕上がり面を円滑に仕上げることが重要で、2~3回、パテを盛り、ペーパーをかけます。

来週は、内部でメインとなる壁紙を張ります。 黄色い石膏ボードの時は、いかにも工事現場という印象ですが、壁にクロスを張ると、いよいよ家らしい空間に変わります。 白い壁紙の場合は、部屋全体が明るくなり、そして広く感じます。 次週はその様子をご紹介します。

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