リフォームなら対象は幅広い!要件によっては補助上限引き上げも有り!
リフォームの場合は対象になる方の範囲が広いのが「こどもエコ住まい支援事業:リフォーム」です。
対象者の要件は、「補助事業の登録事業者と工事請負契約をし、リフォームをすること」と、「リフォームする住宅の所有者等であること」だけ。
所有者等とは・・・?
リフォームする住宅の所有者「等」って?
- 住宅を所有し、居住する個人またはその家族
- 住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
- 賃借人
- 共同住宅等の管理組合・管理組合法人
ただ、完成から1年以内の新築住宅はは対象外であったり、店舗併用住宅の場合は、住宅部分の工事のみが対象となりますので注意が必要です。大家さんも、賃貸住宅に居住している方も対象です!
対象となるリフォーム工事、3つの内1つは必須です
次の3つの工事の内1つは必須で、事務局で登録された型番の製品を使用する工事が対象です。
①開口部の断熱改修(内窓設置、外窓交換、ガラス交換、ドア交換)
※断熱改修なので、外気に面していない部分の窓・ガラス・ドアは対象外です。
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修(部位ごとに一定の使用量以上の断熱材を使用する断熱改修)
③エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、蓄電池が対象です)
※太陽光発電設備の設置工事、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)の設置工事は対象外です。
他に対象となるリフォーム工事
必須工事の①、②、③と同時に行う場合のみで、事務局で登録された型番の製品を使用する工事が対象です。
④子育て対応改修
a家事負担の軽減(ビルトイン⾷器洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン⾃動調理対応コンロ、浴室乾燥機、宅配ボックス)
b防犯性の向上改修(外窓交換、ドア交換)
c生活騒音への配慮に資する開口部の改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)
dキッチンセットの交換を伴う対面改修 ※移動は対象外、リフォーム前後の写真が必須
⑤防災性向上改修(ガラス交換、外窓交換)
⑥バリアフリー改修(手すりの設置、段差解消、廊下幅の拡張、衝撃緩和畳の設置)
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵担保保険等への加入
加算要件は色々、補助額の最大上限は60万円
子育て世代・若者夫婦世帯 | 既存住宅購入 | 1戸あたりの上限補助額 |
該当する | 該当する | 60万円 |
該当する | 該当しない | 45万円 |
該当しない | 該当する(安心R住宅に限る) | 45万円 |
該当しない | 該当しない | 30万円 |
【子育て世帯】は申請時点において、2004年4月2日以降※に出生した子を有する世帯(※令和5年3月31日までに工事着手するものについては、2003年4月2日以降)
【若者夫婦世帯】は申請時点において夫婦であり、いずれかが1982年4月2日以降※に生まれた世帯です。(※令和5年3月31日までに工事着手するものについては、1981年4月2日以降)
【既存住宅購入】には売買時期、完成時期、売買金額、請負契約時期に該当要件があります。※子育て世帯または若者夫婦世帯ではない場合の既存住宅購入は、さらに「安心R住宅」の購入に限ります。
三省連携の補助事業、対象になるものは利用しましょう!
こどもエコ住まい支援事業:リフォームは、使用する製品の大きさや量、箇所によって補助額が決まっています。
最低でも補助額が5万円以上(加算がなければ30万円が上限です)になる場合が申請要件になっていますが、他の【先進的窓リノベ事業】、【給湯省エネ事業】を利用している場合は補助額の合計が2万円以上から申請ができます。
対象工事、対象箇所が重複する場合は補助額が高い方のみ採用になります。
重複しない場合は3事業まとめてワンストップ申請が出来ます。
とてもお得ですが、事業によって同じ製品が対象であったり対象外であったりもしますので、3つの事業を組み合わせるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
概要のポイント解説となっております。事業の詳細ははこどもエコ住まい支援事業公式ホームページを
【こどもエコ住まい支援事業:公式ホームページはこちら】
よりお得に、より良い性能向上リフォームを望む方は、登録支援事業者のエコットハウスにご相談ください。