北広島市S様邸では、いよいよ、次世代レンガの施工を開始しました。 見えがかりの高さ75mmx巾200の材料を1万数千個ひとつひとつ積み上げます。 当然よく見かけるサイディンの外壁工事と比べても、施工する期間がかかります。
次世代レンガの外壁にするメリットは、何と言っても「メンテナンスフリー」という点です。 これは、表面のみに着色している材料ではなく、着色料を練り混ぜて作った製品なので、表面が色褪せたりする事はありません。 そして、レンガ・コンクリート系の材料の最大の特徴は、年数がたち、より味わいが出るという点だと私は思います。
春が近づき、屋根の雪もとけて屋根材が見えるようになったので、再度、撮影しました。 エコットハウスの家では無落雪の「天然石付鋼板」の材料を使用しています。 これも表面を塗装しているのではなく、耐久性の高いガルバリウム鋼板の上に天然石を付けた屋根のため、メーカー保証30年の商品です。 外壁と屋根の耐久性が高いという事は、足場をかけて修繕工事をする必要が無いという事になります。 そして、これらの材料をお勧めしたい理由は、長持ちする材料=長い期間状態が良く、新築みたいな家であり続けるという事です。
パッシブ換気の排気筒工事も行い、「パッシブ換気住宅」の外観の目印となる小屋根も形を見えてきました!
大工さんによる内部造作の方は、天井の石膏ボード張りを行なっています。 石膏ボードは天井の他に壁にも取り付けます。 仕上げ時には、この石膏ボードにビニールクロス(壁紙)を張るため、この石膏ボードが建築的に言うと「下地:したじ」に当たります。 家づくりをしていて、いつも思うのですが、仕上がりの良い家にするためには、下地が重要という事です。 この下地の出来が悪ければ、当然、仕上がりが悪くなってします。
見えない部分をしっかり作る事が、出来栄えの良い素晴らしい家になると思い、下地工事は良く確認し、施工管理をしています!
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