【北のブランドの家モデルハウス】で、屋根廻りのご紹介をいたします。 本州の方だと瓦屋根が多いですが、北海道では多くの家で屋根材には板金材(金属)を使用しています。 台風が少なく、冬には雪が降り積もる地域なので、「軽い屋根材」の方が風土に適していると思います。
エコットハウスで使用しているのは、「ガルバリウム鋼板」と「天然石のストーンチップ」で出来た杉板模様の美しい屋根材である「コロナルーフ」です。 この屋根材は外観も通常の板金材とは異なり、とてもカッコいいです。 この「コロナルーフ」はメーカーによる品質30年保証の商品です。 長寿命であるといえます。
エコットハウスでは、外壁材をメンテナンスフリーの「次世代レンガ」とし、さらに屋根材を「コロナルーフ」とすることで、一度家を建てたら、外装を修繕しなくても良いような家づくりをコンセプトとしています。
通常、屋根や外壁は、塗り替えや張替えが必要となってきて、長く住めば数回、外部足場を組み大規模な修繕を行ないながら、家を長持ちさせます。 新築時に初期投資するなら、やっぱり見た目が良く長持ちする材料が良いと私は考えています。 現在の施工状況は、「パッシブ換気」で最も特徴的な「小屋根」の施工も終了しています。 屋根の上に小さな家が載っているような見た目です。
続きましては、今回のブログの表題でもある「屋根廻りの納まりを考える」です。 これは、本屋のコロナルーフの事ではありません。 組み込みカーポート部分の事です。 「北のブランドの家モデルハウス」では、多くの北のブランド商品を採用したいので、とにかく、「格好の良い家」にしなければ、他の北のブランドの企業様へ申し訳ない! という気持ちでいます。 なので、「デザイン」を細かい所までこだわっています。 綿密に納まりを計画し、図面をおこし、施工しました。
立上り部分の壁は、ガルバリウム鋼板の「立平葺き(たてひらふき)」で一番機止めにしています。 さらにこだわったのは、その上部の笠木の納まりです。 とにかく板金材の薄い素材を生かし、すっきり納めるために、下地材は木材ではなく、金属であるアルミ材を使用しました! また、軒天部分は見切り材無しで、納めています! (外壁の通気の取り方は、企業秘密です(笑) ヒントは、部分ではなく全体で計画しています。 施工図を見るとわかっちゃうかもしれませんね。)
軒天部分は、多くの場合は白を使っています。 今回のモデルハウスでは、屋根と破風材が黒いため、軒天も黒にして、屋根を一体にするような配色としました。
今回は、最近ブログでも話題に上げている「デザイン」について書きました! 家づくりは、様々な要素があります 「意匠(デザイン)」「構造(丈夫さ)」「断熱(住環境・ランニングコスト)」・・・。 そして今の時代はさらに、「住みやすさ、便利さ(IOT)」「地球環境への配慮(一次エネルギー削減)」、そして、「自分らしさ」。 家を建てるお客様にとって、かけがえのない家族と過ごす空間作りに、松浦建設は、精いっぱいご対応いたします!
個別現場レポート→「北のブランドの家モデルハウス」