札幌市 清田区 U様邸 キッチン取付を終え、木工事完了

札幌市清田区U様邸では、工事の方もいよいよ終盤をむかえます。 木造住宅新築工事の大まかな流れは、

①基礎工事(土に埋まる部分のコンクリートの構造体)・・・およそ1か月

②木工事(大工さんによる地上の木造の構造体)・・・およそ2か月 ←いま、ここの工程が終わろうとしています。

③仕上げ工事(壁紙張り、住設機器取付、美装)・・・およそ1か月

となります。 竣工まで1か月という進行状況です。

内部の方では、キッチンの取り付けが完了しました。 松浦建設では、キッチンは大工さんが取り付ける事が多いです。 仕上げとなる住設機器なので、キッチンを取り付けたら、いよいよ木工事完了という雰囲気になります。 お客様にとっても、とてもわくわくする工事だと思います。

細かい造作等も終わりました。 打ち合わせを行なって、使いやすいように、かつ、ご希望に添えれるように作った棚類も作り終えました。

並行して、外壁工事も進んでいます。 U様は、コーナーパターンを「山形」でご希望されています。 現在は、その山形パターンがわかるようになっています。

私のブログでよく登場する「パッシブ換気の小屋根」です。 この小屋根は「パッシブ換気住宅」で最も特徴的な外観だと思い、よくご紹介しています。 私にとって、家が「子」なら、この「小屋根」は「孫」みたいにかわいい存在ですね!

「北のブランド」エコットハウス仕様の家では、玄関やシューズクロークには、土間コンクリートの上に暖房パイピングを行ないます。 これは、ロードヒーティングのようなシステムです。 この暖房システムにより、冬期では靴に雪が付いたまま家に入っても、一晩すぎると靴も乾いた状態になります。 雪国である北海道の風土に合わせた地場の工務店ならではの配慮だと思います。

工事の方は、仕上げ工事の終盤に移行しています。 まずは、塗装工事です。 なぜかというと、壁紙や住設機器を設置する前であれば、養生の必要のないヶ所も多いので、塗装しやすいからです。 (注意すべき点も多いです。 まずは、埃が立たないような状態になっている事! 合わせて入っている業者が少ない事! この工程管理を徹底するのが、なかなか難しいです)

現場管理は、QCDSEというアルファベットで頭文字をとった5項目をよく言われます。 全てをきちんと意識し行なう事が重要ですが、やっぱり、現場管理者も人間ですから、得意・不得意があります。 私は、現場管理以外にも、営業もやりますし、図面も書きますし、打合せもし、アフターメンテナンスもしますが、専門はやはり「現場管理」です。 最も何が得意かと言われれば、実はD(工程管理)です。 これは、最高のQ(品質)にするために、無駄なC(コスト)をかけず、目の届く範囲の職人しか入場しないようにして自分の声で伝えれるようにS(安全)対策を行ない、現場内の作業員数を管理して近隣へ迷惑をかけないようにE(環境)配慮をD(工程)により管理できると感じ、実践できていると実感しているからです。

この後も、子どもたちに誇れるしごとを心掛け、QCDSEをしっかりと行い、U様邸の終盤を現場管理していきます!

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