札幌市厚別区N様邸では、パッシブ換気の給気管であるアースチューブの配管を行ないました。 地中熱を回収する北海道で開発された技術です。 このパッシブ換気も【北のブランド】の認証を受けたものです!
アースチューブは、前回のブログでもご説明しましたが、家の中に新鮮空気を取り入れるための配管です。 パッシブ換気住宅では、各部屋の壁に給気口をつけて換気するのではなく、床下へ新鮮空気を導入します。 私はパッシブ換気の家でこれがとても良いと感じています。 理由は、住む人は冷たい空気に直接触れないからです。 よく、冬の間に壁から冷たい空気を取り込むと、部屋が寒くなり、足元がひんやりする事があると思います。 しかし、パッシブ換気の家では人がいない床下へ給気し、暖房ですぐに温められ、住む人は暖かい空気にしか触れません!
工事の方は、基礎の重要部分である鉄筋を組みました。 「鉄筋コンクリート」とは文字通り「鉄筋」と「コンクリート」を使った構造体です。 圧縮力に強いコンクリートと引っ張り力に強い鉄筋を組み合わせていますので、この鉄筋の間隔の確認は、重要な施工管理ポイントになります。
第三者による配筋検査も終了し、適合となりました。
続いて、最初のコンクリートであるベースコンクリート打設を行ないました。 寒い冬も終わり、温めなくてもコンクリートが固まる時期になりました。 コンクリート打設には、写真奥のミキサー車でコンクリートを運搬し、写真手前のポンプ車で圧送します。
ポンプ車からホースで目的の地点まで流し込みます。
次週は、基礎の立ち上がり部分の型枠工事となります。 エコットハウス仕様の「1メートル断熱トリプル」の最初の断熱材が登場します!
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