札幌市清田区U様邸では、内部は大工さんによる内部造作工事、外部は換気用のスリーブ入れなどを行なっています。
柱と梁の軸組だったのが、現在では、断熱材が入っています。 すでに基礎工事時と外部下地工事の時に断熱材を使用していますが、今回の柱間の断熱には、高性能グラスウールを使用しています。 これで、外壁の断熱はグラスウール換算で、200mmとなり、基礎と合わせると、500mmになりました!
続いて、家の気密性能を上げるために厚み0.2mmのポリフィルムを張りました。 0.2mmというと薄く感じるかもしれませんが、ビニールの厚みが0.2mmというのは、非常に厚く丈夫です。 手で引っ張って破れるような厚みではないです。
構造体がしっかりと組みあがりましたので、第三者機関による構造躯体検査を実施しました。 結果は、問題なく「適合」となっています。
気密をとるために外周部に張ったポリフィルムは、実際には貫通部になるヶ所もあります。 換気扇などによる所です。 なので、外壁材を張る前で、かつ、内部のポリフィルムを張る直前あたりに、「スリーブ」とよばれる筒を入れておきます。 気密は、この筒とポリフィルムを密着させることで取ります。
雪もとけ、気温も上がって、春らしくなってきました。 来月には、大型連休もあります。 現場の方は、「雨・風」を防げて、開口部にもサッシと玄関ドアが付き、防犯面でも安心できる状況になっています。 現場内外の整理整頓をしっかりと行い、工事を進めていきます!
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