札幌市 清田区 U様邸 晴天に恵まれ、上棟しました!

札幌市清田区U様邸では、大工さんによる建て方を行ないました。 天候にも恵まれ、作業は非常にスムーズに進みました。

一階部分と同様に、二階の建て方もラフタークレーンで梁材を吊り上げます。 12mの道路幅に面しているため、誘導員を配置し、安全に作業できる環境づくりを行ないました。

天高く、ラフタークレーンのブームをおこしての作業となりました。 天気は晴天。 まさに「青天を衝け」といった感じです。

ここで、突然「エコット豆知識」の登場です。 NHK大河ドラマ「青天を衝け」のモチーフの渋沢栄一さんは、実は建設会社とも密接に関わっていました。 私はこの業界に入るまでは、渋沢栄一さんを「経済会の人」という認識しか無かったのですが、相談役として現在のスーパーゼネコンである会社の黎明期から密接な関わりがあります。 「子どもたちに誇れるしごとを」していて、「世界の果てまでイッテQ」という感じの青をイメージカラーとする建設会社です(だから、晴天なのかな?)。 その他のスーパーゼネコン(100年をつくっている建設会社や地図に残る仕事をしている建設会社)とも関わりがあったようなので、改めて、すごい活躍をした人ですね!

クレーン作業は色々、安全管理が必要です。 ラフタークレーンのアウトリガーは、もちろん全張りです! これは「移動式クレーン作業計画」の安全管理事項です。 その他は、「吊り荷の下に入らない」「カラーコーンによる表示区画」「玉掛は3・3・3運動」「誘導員をつけての作業」「ワイヤー点検」「定格総荷重確認」など、安全管理(S)の注意すべき点がたくさんあります。(ゼネコンの話をしたため、それっぽい流れになりました・・。)

吊り上げられた梁は、大工さんが場内で受け取り、「掛矢(かけや):おおきなハンマー」を使ってはめ込みます。 木材は、プレカット工場でコンピューター制御によって加工しているので、ピタリと木材同士が入ります。

その後、小屋束を立てて、母屋(もや)と棟木(むなぎ)を架けます。 この棟木が架け終わった時点が「上棟(じょうとう)」です。 昔は、上棟式という住宅づくりでの大イベントも行なっていたのですが、近年では、省略する場合が多いです。

クレーン作業が終了し、近隣へ工事中のゴミなどが飛散しないように、松浦建設では足場の4面すべてにネットを設置します。

「北のブランド」エコットハウスの第2棟目となるU様邸では、足場のPRシートを新調しました! もちろん、「北のブランド」のロゴ入りです。 北海道の断熱気密技術をしっかりと取り込んだエコットハウスです。

ところで、日本で一番、住環境が優れた住宅を建てている地域はどこか? というと、答えは「北海道」になります。 理由は、最北端の都道府県であった為、当時は劣悪だった北海道の家を研究者と技術者たちが快適な家にするために、研究・開発・実践・教育したからです。 今では、想像もできないほどのすごい情熱と根気だったと思います。

「建築基準法」は、最低限守らなければならない最低の水準ですが、北海道の工務店は、その基準をはるかに上回る住環境の家を作っています。 松浦建設では、その技術・教育・精神を大切にし、建築だけでなく、「北海道の優良商品」というワンランク上の家にするため札幌商工会議所の「北のブランド」の認証を受けました。 業種の垣根を越えて、地域の活性化に貢献できるような家づくりを積極的に進めていきます!

個別現場レポート→「札幌市清田区U様邸