札幌市清田区U様邸では、布コンと土間コンを打設しました。
気温が低いためコンクリートが固まりづらく、石油ストーブを置いて養生を多めにとっています。
コンクリートの呼び強度は27Nとなっています。ポンプ車のホースから生コンを出し、バイブレーターで振動を伝えコンクリートの中の気泡を抜いています。中の気泡を抜くことで鉄筋の酸化を防ぐことができます。これを同時進行で行います。
あとは、一定の量まで入れた生コンを木のヘラで均一に平らにします。
平らにし終わった後は、M12とM16のアンカーボルトを入れます。
外周部は外気と接する場所なので断熱材を立ち上げています。
これで布コン打設は完了です。あとは石油ストーブを焚いてコンクリートの初期強度が出るまで養生をし、初期強度が出てきたら型枠を解体します。
次に土間コン打設が終わりブルーシートで養生しています。土間にはポリフィルムシートが貼ってあり、地中からの湿気を遮断します。そして土間に10cmの断熱材、基礎の立ち上がりにも厚さ10cmの断熱材がありコンクリートを挟んで両面に使用しています。1m断熱トリプルの30cmがここで使用されています。
次は外部足場を組み終わったらいよいよ大工さんが入り木工事へと移行します。クレーンも使用する作業もあるので、安全第一、近隣第一、品質第一で周囲確認の徹底と声掛けなどを実施し、作業を進めます。
個別現場レポート→「札幌市清田区U様邸」