今年、高断熱高気密・パッシブ換気・外壁次世代レンガである「エコットハウス」が「北のブランド2021」に認定されました。 以前に弊社のホームページでも北のブランドについて紹介しています。
札幌商工会議所「北のブラド」HP:https://www.sapporo-cci.or.jp/north-brand/
去年から施工中だった札幌市厚別区K様邸は、「北のブランド」認定後の第1棟目となります。
北海道で開発された断熱気密技術・道産の外壁材、そして、パッシブ換気を取り入れた家という事で認定を受けました! 今週はその道産の外壁材である「次世代レンガ」施工が始まりました。
総数1万数千個となる次世代レンガを一つ一つ積み上げていきます。 レンガ施工状況の詳細は、後日ブログでご紹介します。
続きまして、パッシブ換気の排気管の施工を行ないました。 家が完成した後は、小屋裏になってしまうため、普段は見えないヶ所となります。 空気を外部へ排出するために屋根部分には煙突があります。 また、外部からの雨の侵入を防ぐため、ドレン配管を行なっています。
松浦建設で最も重要な「断熱気密」施工です。 ただ、断熱材を入れてビニールを張るのではなく、気密シート施工基準の通り連続させ、開口部・コンセント・スイッチ周りには気密テープとなどで徹底的に気密処理をします。
特に丸い形状の換気配管部は、専用の気密ラバーを使用し、隙間なく施工しています。 また、構造金物である羽子板ボルトなどの貫通部も徹底的に気密処理します。
北海道で開発された技術を大切にしている松浦建設ですが、それは物だけではありません。 最も重要なのは施工する人達です。 松浦建設の大工さんは「BIS-E」、現場管理者は「BIS」と「BIS-E」を取得しています。 このBISも技術者育成のために北海道で認定してます。
北海道建築技術協会「BIS認定制度」HP:https://hobea.or.jp/bis/
今週の工事は、まさに「北のブランド」で認定された「エコットハウス」の特徴が多くみられる内容となりました! K様邸は、さらに助成金の出る「地域型住宅グリーン化事業」に参加しています。 松浦建設が参加しているグループのグリーン化事業には、「きた住まいるサポートシステム」への登録が必要となっています。 これも北海道で定めた登録制度です。 また、事業の規定にあるように「耐震等級2」を取得した地震にも強い家です。
北海道建設部住宅局建築指導課「きた住まいるランド」HP:https://www.kita-smile.jp/
「ボルダリングができるパッシブ換気の家」であるK様邸では、3月に完成現場見学会を予定しています。 内容がまとまりましたら再度告知しますので、お楽しみに!
個別現場レポート→「札幌市厚別区K様邸」