新年あけましておめでとうございます!札幌市南区A様邸は1月6日から工事を再開しました。
今年も良い年になるよう頑張っていきましょう。今週は家に高さが出てきたので見上げることが多くなりました。
では、紹介していきます。
梁掛け
これから工事が進んでいくとどんどん高さが必要になるので足場(あしば)を建てました。
写真でいうと鉄の棒が組み立てられているところになります。
安全確認をしたうえで足場を登ってみましたが、一番上は落ちたらヤバイなとわかる高さでした。
次はクレーンを使う作業になるので、まず人力で出来る作業をしました。
写真を見てもらうと木材が縦に並んでいるのが柱になります。そして柱の上には木材が横向きに組まれているのですが、この横向きの木材と柱が接合する場所を梁(はり)といいます。そして、組み立てることを「梁を掛ける」といいます。なのでこの工程を梁掛け(はりがけ)といいます。
人力では外側だけの梁を掛けるのが精一杯ですがクレーンを使うことによって内側にも梁を掛けることが可能になります。
内側に梁を掛け終わると写真のようになります。ここで僕が効率がいいなと思ったことはクレーンを使って2階で使う資材を運んだことです。2階に使う木の板や金具を人の力で運ぶのには重すぎるし体力も使うのでクレーンを活かし効率のいい発想だなと思いました。
また、木材が交わるところにはパズルのような形になっているのではめ込んでいきます。あとは人力で可能な木材をはめ込んでいけば2階の床の骨組みの部分が完成します。
ここで「エコット豆知識」。木材がはめ込まれる場所によって名前があります。それは【継手】と【仕口】です。【継手】は木と木をつなぐときのことを言います。梁は長いので木材1本では不可能なので木と木をつなぎ合わせ距離を伸ばします。これを継手といいます。
【仕口】は、梁と梁が交わるところと梁と柱が交わるところの端の形を言います。
2021年最初の工事はこれらのようになりました。今年もどんどんブログを更新するつもりなのでお楽しみに!
個別現場レポート→「札幌市南区A様邸」