江別市K様では、基礎工事が完了いたしました。
コンクリートはこの時期であれば、打設したその日に表面は硬化します。コンクリートの強度は、28日間かけて徐々に上がっていきます。しばらく待つ期間が続きますが、現場管理者としては現場の状況が気になり毎週確認してしまいます。
コンクリートが固まったので、ポーチ階段の「止め枠（とめわく）」の解体を行いました。敷地内に高低差のない場合は、ポーチ階段の段数は、松浦建設では上がりきりで3段となります。敷地に高低差のあるK様邸ではさらに3段増やしています。着工前に敷地のレベル測定を行い、計画・計算をし、きちんと納まっていたのを確認できました。「蹴上（けあげ：階段の高さ）と踏面（ふみづら：階段の奥行）」の割り付けも上手くいきました。蹴上・踏面の寸法が変わると、階段を上り下りした時につまづいてしまうので、割付は非常に重要な計画といえます。さらに土留めの塀の高さや位置を既存の塀と合わせるように計画し、施工できてホッとしています。
K様邸の工事は、この後はゴールデンウィーク明けに、排水管の土間転がし配管、足場組を行い、「北広島Y様邸」の木工事終了後に、木工事を行う予定となっております。高品質住宅である「エコットハウス」の施工は、確かな腕・知識を持った専属の棟梁さんでないと建てられないので、北広島Y様邸終了後の工事となります。現場の方は大型連休を控えますので、現場内の整理整頓を行いました。埋め戻し作業も完了したので、仮設トイレを作業者たちが使いやすいように、道路レベルの位置に移動し、仮囲いを立てました。そして、ようやくエコットハウスの工事看板を立てることができました。「建築確認済証」「建設業許可」「労災関係成立票」の三点セットの掲示ができました。
K様邸では、隅切り部分に飾り塀を建てます。連休中は休工となるので、次回はこの塀の事をご紹介したいと思います。エコットハウスの外壁レンガに似合う素敵な塀になるように打ち合わせを行っております。
現場内の整理整頓は、現場管理において基本的で一番重要な事だと思います。私の現場は、整理整頓を徹底しています。経験上、きれいな現場では、品質が向上し、安全な現場となると思っています。「品質第一」、「安全第一」、「近隣第一」を実践し、ゴールデンウイーク明けの工事をむかえます！
個別現場レポート→「江別市K様邸」