豊平区月寒S様邸では、外壁レンガ工事も終盤を迎えております。そこで、今回はレンガ施工の状況をお見せします。
レンガの積み方は、オーバーラップ方式です。水などは使わないので、今のような冬期でも施工することが可能です。縦に木下地を455mmピッチで付けて、レンガの裏に空気の通る隙間(通気層)を作ります。
窓の上は、加工したレンガを取り付けるため、必ず木下地を入れています。このカ所はビスで止めます。
エコットハウス仕様の家では、レンガが水平にラインとなるため、隣り合う窓の高さはきちんと揃えます。
切妻屋根の多いデザインなので、三角形の頂点ができますので、丁寧に加工します。
軒天との取り合いも、加工したレンガが設置し、ビス止めします。一つ一つ加工し、軒のラインとそろうように丁寧な仕事が要求されます。
レンガには捨て穴をあけてビスを打ちます。ビスは、「プレミア断熱ビス」という径6mmで長さ150mmの物を専用ビットで打ち込みます。径が6mmというのは、かなり太いです。そのまま打ち込むと割れたり中々入らなかったりします。
実際にビス止めしている状況です。「あれ?意外と小さなドライバーを使ってる!」と思うかもしれませんが、プロ用のインパクトドライバーはトルクがすごいです! ビスがグイグイ入っていきます。
以上がレンガ施工の現場レポートでした。写真では伝わりませんが、一番大変なのは、やっぱり、レンガを上まで運ぶ作業です。とにかく一個一個が重く、まとめて持てません・・・。
この時期の外部施工は、天気との戦いです。「手元・足元注意、防寒対策ヨイか?」とKY(危険予知活動)を行いながら、安全第一・健康第一で作業を進めます。
個別現場レポート→「札幌市豊平区月寒S様邸」