豊平区月寒S様邸の1階では、床フローリング張りを行いました。
材種はナラで、木目のきれいなフローリングです。上の写真の黄緑色の物は、何かといいますと、これは隙間をあけるためのスペーサーです。
無垢のフローリングは、湿度や温度で膨らんだり、縮んだりします。特に冬は気温が低く、乾燥しているので材用は非常に縮んでいます。この状態でフローリング同士をくっつけて施工すると夏に材料が膨らみ、フローリングが盛り上がってしまいます。なので、あらかじめ隙間をあけて施工しています。
このように環境に応じて変化するのが「本物」の自然素材の特徴です。もちろん、ふみ心地・見た目もとても素晴らしい材料です。松浦建設では、ご希望があればこのような無垢フローリングのご提案も致します。
2階は、フロアを張っています。フロアとは、合板にプリントされたシートを張っている床材です。合板なので伸び縮みが少ないです。種類によっては、傷に強かったり、模様が石目調の物もあります。近年はフロアのプリント技術が向上し、とてもリアルな木目となっています。価格もお求めやすいので適材適所で使用される場合が多いです。
現場の内部造作も進み、この後は、ユニットバスの施工、壁の石膏ボード張りなどが工事が控えています。どんどん家らしくなっていきますので、今後も工事が進む様子をご紹介いたします。
個別現場レポート→「札幌市豊平区月寒S様邸」