豊平区月寒S様邸では、放熱器取付と暖房配管配管工事が行われました。
一般的に暖房機の取付は、クロスを張ってから行いますが、エコットハウスでは、床下放熱器を採用していますので、この段階で設置します。
パネルヒーターとは異なり、真っ黒く、放熱器の中の配管が見え、「単純構造の物ほど壊れにくい」です。ボイラーで温めた不凍液をこの放熱器に流して温めます。各放熱器にはバルブを付け、開け閉めすることにより、各部屋の温度を調整します。
暖房の配管は、まず、CD管(シーディーかん)を配管し、不凍液が入る架橋(かきょう)ポリエチレン管を中に入れる二重構造にしています。これにより、架橋ポリ管は保護されます。
二階の暖房配管は、一カ所でまとめて床下に下げます。床下には、数年後でも入って確認したり、配管交換できるような空間があります。ここでも「メンテナンス」がしやすい家づくりを心掛けています。
個別現場レポート→「札幌市豊平区月寒S様邸」