豊平区月寒S様邸では、内部のグラスウールの充填を行いました。
グラスウールは隙間ができると、その部分が熱橋(ねっきょう)となるため、隙間なく充填します。使用しているグラスウールは高性能グラスウール16Kです。壁は、この他に付加断熱として、フェノバボード50mmを使用しています。
エコットハウスの壁の熱貫流率(ねつかんりゅうりつ)は、0.191W/m2Kです。外皮平均熱貫流率(がいひへいきんねつかんりゅうりつ:家全体の熱貫流率)UA値を、0.2~0.21W/m2Kにする為に壁にはこのくらいの性能が必要です。
続きまして、構造躯体検査を実施しました。まずは外部から確認します。これは防水シートや防水テープの施工がきちんとなされているかを確認しています。
次に内部に入り、梁・柱が設計図通りに施工されているかを目視とスケールで計測して確認します。
施工者・管理者の方で事前に確認していたので、検査員さんによる検査では是正事項はありませんでした。しかし、みんなで現場を確認するという作業は、非常に大切だと思います。
この検査を無事終えて、次回は気密施工に移ります。
個別現場レポート→「札幌市豊平区月寒S様邸」