札幌市西区の自邸では、外壁の塗り壁工事を行いました。
塗り壁なので、施工は左官職人が行います。 仕上げ材は数ミリしかないので、大切なのは下地処理です。 以前ご紹介した下地材は窯業系サイディングで、そのジョイントを塗り壁材で下塗りしています。
トップコートの為にプライマーを塗りつけました。 ここまで来ると、窓の「抱き納め」がしっかりわかるようになってきました!
いよいよ上塗りです。 この材料が外壁材の色となります。 私たちが選んだ色は・・・緑です。
色選定をしていた時、ものすごく悩みました。 取り寄せた塗り壁サンプルの数は、14色にもなりました。 その中から、木材の色と組みあわせしながら選びました。
ということは、もちろん木材の方も色々悩みました。 その数は7色。 という事は、塗り壁と板色の検討は、14x7=98パターンから、選定している事になりますね・・・。
左官職人さんから聞きましたが、この緑色の外壁はあまり出ていなく、年間1件あるかないかくらいらしいです。。。 緑と茶色なので和風っぽく見えますが、二本伝統を意識しているわけではありません。 ただ好きな色を組み合わせて、一番、しっくり来た組みあわせにしたという所ですね! (形状と色は、リスペクトしている建物があるので、完成したら、少しご紹介しようかと思います。)
個別現場レポート→「札幌市西区現場監督の自邸」