「富谷洋介建築設計」様の設計・監理の札幌市西区K様邸では、基礎工事を進めています。 前回のご紹介では、根掘り+砕石入れまで行いましたが、今回は、鉄筋組を行っています。
住宅の基礎は、鉄筋コンクリート造です。 文字通り、鉄筋とコンクリートで構成された構造体であるので、①鉄筋組が適切であるか? ②コンクリートは設計通りであるか? について、確実な施工管理していきます。
鉄筋組は、住宅瑕疵保険の検査員と設計監理者と私(施工管理者)の3者で行い、しっかりと確認をしました。
その後は、ベースコンクリートの打設になります。 コンクリートは工場で配合されたものを現場にミキサー車で運びます。 打設ヶ所までは、ポンプ車というホースの付いた車両を使用して、作業します。
K様邸は冬期の施工になりますので、雪が入らないように仮設設備である養生上屋を設置しているため、天候に左右されずに作業を行うことができます。
ベースコンクリートの天端は、トンボなどで細かくたたきながら、粗骨材(小石)を沈めて表面を平らにしていきます。 ベースコンクリートはコンクリートを流し込みやすいので、作業の方は、1時間もかからないで終了します。 コンクリートは、水とセメントの化学反応で固まるため、温度の管理が大切になります。 現場では、暖房機をしようして採暖を行っています。
次工程は、型枠組と立ち上がりコンクリートの打設になります。 この工程も養生上屋を建てたままの作業となるため、天候に左右されずに計画通りに進むと考えられるので、ホッとしています!
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