豊平区西岡S様邸では、引きつづき外部ではレンガ工事とパッシブ換気工事、内部では大工さんによる内部造作工事、が進められています。
パッシブ換気工事では、今しか見られない部分の施工が行われました。これは、パッシブ換気の排気筒の先端に付けられるトップホッドという部材で、雨が中に入りにくくなっています。松浦建設のパッシブ換気は小屋根を作って屋根から排気するようにしています。普段は屋根の一番高い所にあるので見ることはできません。
外壁の方は、ついに二面が完成しました。レンガ積みの職人さんが1か月かけて積み上げます。来週にはすべてのレンガを積み重ね、外壁工事が完了予定です。
内部では、大工さんによる階段の造作が行われました。現在は工場であらかじめ加工したプレカット階段を使用することが多くなりました。事前に現場で寸法を取ります。「現場で現物をみて現状を把握する」ことで、精度の高い階段になります。
そして組み上げるのは、やはり棟梁さんのお仕事となります。無事に組みあがりました。
その後は、ドアを吊り上げ、窓に木質の台をつけて、二階はほぼ完成いたしました。壁に掛けてあるホウキとチリトリは、必要なときはいつでもすぐ使えて、さらに、床にはなるべく物を置かないように安全に気を使っている大工さんの様子がうかがえます。現場の「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」は常に意識すべき事で、それを実践されています。
この後は、いよいよキッチン取り付けへと内部造作工事は移行します。