南幌町I様邸(設計監理:エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様)では、基礎工事を引き続き行っていて、今回は、型枠工事の状況をご紹介します。
コンクリートは流動性があり、形を作るために型枠を組みます。 立ち上がりコンクリートは、今後の木造上屋が直接乗る部分なので、非常に高い精度が求められます。
前回打設したベースコンクリートに正確に墨出しを行い、その墨通りに型枠を建てていきます。 配筋検査時に鉄筋の通りを徹底的に確認をした結果、型枠の真ん中にピッタリと鉄筋が入っています!
外周部は、基礎断熱工法のため、あらかじめ断熱材を打ち込みます。 厚みが10cmある材料のため、そのまま型枠にすることができます。 基礎断熱材に使用したのは、押出法発砲ポリスチレン板3種で、非常に断熱性能の高い材料です。
I様邸の中庭部分の壁は、将来に備えた薪ストーブ置き場があり、その部分が外部へと飛び出している形状をしています。 最終完成形のイメージがついていると理由がわかるのですが、現時点では、いろいろな所が出っ張ったり、引っ込んだりして、とても面白い基礎の形状に見えますね!
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個別現場レポート→「南幌町I様邸」