札幌市豊平区K様邸(設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様)では、内装の塗り壁上塗りを行いました。
施工時は水を含んでいるため、色が暗く見えますが、徐々に乾いていき、だんだんと明るくもっと白くなっていきます。 使用したのは、ゼオライトメリットという多孔質の天然鉱物の材料で、脱臭性などの機能を持っています。
和室の床の間の壁にはアクセントとして、ジョリパッドという塗壁を使用し質感を変えています。
K様邸では、さらに珍しい材料の壁があります。 それは、薪ストーブ置き場の壁で、使用したのは、札幌軟石です。
札幌軟石は、4万年前に支笏カルデラで大規模な火砕流が発生した際、噴火物は周辺を広く覆いつくしたもので、名の通り、札幌市で取れる石です。 よく年月の経った建物の壁などに使用されており、石の表情に特徴があります。
貴重な材料であり、また、きれいに張れるように、ミリ単位で正確に測定し、しっかりと施工図を作成して作業に当たりました。
外装仕上げ材が3種類(板張り、塗り壁、フレキシブルボード張り)、内装仕上げ材が5種類(塗り壁2種類、ビニールクロス張り、札幌軟石張り、タイル張り)のさまざまの仕上げ材がありましたが、ようやくすべての施工を完了しました!
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