豊平区の月寒で新しくS様邸を着工しました。
パッシブ換気+外壁レンガのエコットハウス仕様で、1階にはナラのフローリングを張るナチュラルですてきな家です。竣工は、来年の2月上旬を予定しています。
地鎮祭をおこない安全祈願をしました。松浦建設では天候が悪い場合にも備えて、テントをご用意いたします。
地盤調査の結果、地盤は良好との事でしたので、地鎮祭後は、基礎工事を行います。この重機を使って、土を掘る作業は根掘(ねぼり)といいます。基礎の下に入れる砕石の底まで掘ります。
根掘りと同時に松浦建設のパッシブ換気で重要な「アースチューブ」を埋設します。この地中埋設管はこの日しか見れない貴重なものです。たくさん写真を撮りました。
アースチューブは排水管と異なり、空気を取り入れる換気用の管です。土の中の水が入り込まないように塩ビ管の継ぎ手は接着剤をしっかり入れて、さらに防水テープを巻いて2重防水としています。
アースチューブを組み終わったら、さっそく地中に埋めます。深さは管の底で1mくらいです。土は表面から離れると冬でも暖かく、札幌市では60cm以上深いと凍結しない距離としています。寒い冬では暖かい地中で空気が温められ、外気より高い温度で室内に入ってきます。その分、暖房費が安くなります。
管を傷めないように細かい所はスコップで丁寧に土を埋め戻し、管が動かないように固めていきます。
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根掘りと並行して、基礎の下に入れる砕石を入れ、しっかりと転圧します。基礎工事は、10月いっぱいかかる予定で、工程は、鉄筋組、ベースコンクリート打設へと移ります。