「富谷洋介建築設計」様の設計・監理の札幌市西区K様邸では、屋根の仕上げ工事である防水工事を行いました。
工法は、塩ビシートによるシート防水です。 飛び火認定の取得している屋根下地にするために、t18mm以上の厚みになるように構造用合板を張り、合板同士のジョイント部にはテープ張りをしています。
際に鋼板を取付け、メインとなる塩ビシートを敷いていきます。 基本的に溶着施工となります。
シートの中央部には、ビスでしっかりと固定し、温度によるシートのたわみ対策をしています。
K様邸のシートの色は、ダークグレーです。 一般的には明るいグレーが多いのですが、外壁や破風も黒なので、なるべく暗い色を選定しています。
このシート防水は、勾配が0の屋根でも使用可能という防水性能があります。 ただ、0勾配だと、水が建物の四方から落ちてしまうため、際には水返しの立ち上がりをつけて、目的の場所からだけ落水するように計画します。
屋根工事が終了し、工事の方は外壁下地工事・外壁工事へと移行していきます!

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