札幌市厚別区 I様邸【設計監理:山之内建築研究所様】ハイサイドライトのガラス入れと床下工事段取り

山之内建築研究所様の設計・監理の札幌市厚別区I様邸では、ハイサイドライトのガラス入れを行いました。

ガラスはマリオン(方立)方式で、木材組を事前に大工さんの方で設置していました。 今回の工事では、アルミ部材を取付け、ガラスをはめ込みました。

正面から見ると、木製のバックマリオンが見えなく、ガラスがスッキリ納まっています。 このハイサイドライトはI様邸の外観で、とても印象的なデザインとなりますので、慎重に納めました。(雲一つない晴天だったので、現場の工事写真としては、とても上手く撮れた一枚です!)

室内には明るい光が注ぎ込みました。 今日は天気も良く青空であり、二階に上がると冬の澄んだ空を見ることができました。

上部吹上げ部分の工事と並行して、床の工事を進めています。 土間床の全面に暖房パイピングという暖房方式です。 このパイピングを固定するためにワイヤーメッシュを事前に設置しています。

この工程管理が、最も難しい所でした。 上部の作業のための作業床用足場があると、床工事が進まないという状況になります。 この工程を上手く調整し、工期ロスがないように、天井合板の取付け作業の終了と床組前の暖房配管の時期をきっちり合わせました。

ここで、もう一つタイムリーな工程があります。 それは、床構造用合板を張る前に、床下電気配線を施工する事です。 床組は木造で、壁は補強ブロック現しのため、電気配線は必然的に床下から立ち上げる施工になります。 床合板を張った後、電気施工業者が床下に潜って配線工事をすることは可能ですが、作業効率がとても(・・・ものすごく)下がります。 施工管理者として、この工程管理が重要で、各業者(木工事・暖房業者・電気業者)がスムーズに施工する状況を作ることに専念し、結果としては、とても上手くいきました!(吹上部分の足場がある状況で、床下の施工を全て終了できたので、今までの施工経験が、I様邸で反映できたことに、とても嬉しく思います。)

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