南幌町I様邸(設計監理:エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様)では、外部足場解体の段取りを進めています。
工事中に近隣様へご迷惑をかけないように設置していた足場ネットを取り外し、外観が見えるようになりました。
I様邸の裏面には、遊歩道があり、正面側のファサードと同じくらい、しっかりとしたデザインを計画されています。 施工管理でも重要ポイントだったので、外壁材の割付やサッシ廻りの納まりは徹底的に施工者と打ち合わせをしました。 出隅・入隅・素材の出入りが上手く納めれて、まさに、会心の出来になったと思います。
中庭部分には、物置ドアを施工しました。 目立たせないように施工しましたが、どこにドアがあるか分かりますか??? 板の木目と目地を、しっかりと揃えて、徹底的に存在感をなくしてみました!
内部の方は、壁の石膏ボード張りもほぼ終了し、最後の木工事の施工となる勾配天井の下地組を行っています。 この手順も一般的な大工さんでは、考えもつかない進め方ですが、エスエーデザイン様物件を何度も経験した大工さんにとっては、イメージ出来た流れであり、木工事完成の目途もしっかり立っています。
木工事終盤になると、大工さんとのやり取りも忙しくなります。 I様のライフスタイルに合わせるために、テレビ設置ヶ所の周りの細工も非常に細かくなります。 「壁付けテレビをスッキリと納め、そのテレビ架台を受けるための下地を入れて、さらに背面にある書斎へHDMIケーブルを通すためのスペースには下地を入れないように施工する」という難易度の高い施工もスムーズに行えました! ちなみに、TV用コンセントは、背面壁に付けるのではなく、壁から引っ込めたニッチにできるわずかな天井を狙って、小さな家具用コンセントをつけるという要望にも、しっかりと対応してもらいました!
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個別現場レポート→「南幌町I様邸」