山之内建築研究所様の設計・監理の札幌市厚別区I様邸では、いよいよ構造体となるブロックの施工が始まりました。
ブロックの製造と施工は、よねざわ工業さんです。 以前、松浦建設の物件（山之内建築研究所様×エコットハウス【江別市 Yさま邸】 | 施工事例 | エコットハウス、山之内建築研究所様✕エコットハウス【江別市 S様邸】 | 施工事例 | エコットハウス）でも施工をしていただきました！
ブロックを積み上げる前に寸法だしを行いました。 事前に基礎の上にブロックヶ所の墨出しを行い、さらに必要か所には、縦やり方という垂直方向の目印も設置しています。
その後は、いよいよブロックを積み上げていきます。 二段おきに水平方向に鉄筋を入れていきます。
ブロックは、10段積み上げます。 積みあがったヶ所も出てきました！ まだ場内に多くのブロックがあるため、なかなか室内という感じがわかりにくいのですが、壁が立ち上がると家のイメージが少しずつ、つかめるようになってきました。
ブロックの割付には、施工図が必須です。 施工管理者である私にっては、この計画こそがとても重要なポイントであり、かつ腕の見せ所かと思います。 施工図をというのは「設計者が求める家を、施工者側が、実際に施工する職人に伝える」という大切なツールであり、設計者も施工図を見ることによって、私たち施工者が理解している事を確認する事ができます。 私の施工図は、目地寸法も記載した、かなり細かい図面となって、「自分が実際にブロックを積み上げて、その後、臥梁も木工事をおこなっている」という事を強く意識した図面になっています！（見る人が見ればわかりますが、断面図には、もう臥梁上に木造の土台が乗っていますね！）
設計・監理→「山之内建築研究所」様のHP
個別現場レポート→「札幌市厚別区I様邸」