南幌町 I様邸【設計監理:エスエーデザインオフィス様】外装下地工事と外部建具取付け

南幌町I様邸(設計監理:エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様)では、外壁の下地工事を進めています。

外装下地というのは、外壁材を取り付けるための下地です。 I様邸では、ガルバリウム鋼板の立平葺きと、カラマツ板張りの仕上げの2種類ありますが、共に縦に張る仕上げ材のため、下地材は横方向に取り付けます。

横方向の下地材で重要な事は、「空気は下から上に抜ける」という性質があるので、きちんと空気の抜け道をつけた下地材を使う事です。

I様邸では、外部から見える部分は、立平葺きの板金外壁となります。 その板金材の下地として、さらに耐水性脳のある石膏ボードを張ります。

外壁に求められる性能には、「防火」に関する事もあります。 これは地域によって法律で決められており、I様邸は「建築基準法22条に定められている区域」なので、その規定の通り、施工をする必要があり、石膏ボードを張っています。

外部建具の取り付けも行いました。 よく見ると、サッシ取付けヶ所が引っ込んでいる事に気が付きます。 よく見ないと見落としてしまいそうなヶ所ですが、施工管理をしている私にとっては、これこそが「外壁材の納まりをよく考えている」設計である事が把握でき、もっとも注意して管理するところです!

サッシの出入りに気を配っている設計では、当然、その他の部分も「きれいにスッキリとした納まり」を計画されており、窓回りの納まりをどうしているのかというのは、施工管理者としては、とても重要なチェックポイントです!

設計・監理→「㈱エスエーデザインオフィス一級建築士事務所」様のHP

個別現場レポート→「南幌町I様邸