山之内建築研究所様の設計・監理の札幌市厚別区I様邸では、立ち上がりコンクリート用の型枠を解体しました。
この工程での施工管理で重要な事は、打ち上り状況の記録となります。 外周部は基礎断熱材打ち込みのため、コンクリートの表面は見えませんが、中通りは、コンクリートの状態を確認する事ができます。
実際に、ベースコンクリート上からの距離なども記録として残します。
続いて、外部周りの排水管などの配管工事を行いました。 あと、補強ブロック造の為、電気配線を通せるか所が限られるので、電気配線用の為の配管の埋込も行っています。
その後、埋め戻し工事へと移行しています。 I様邸は、「スカート断熱」工法になっています。 このスカート断熱というのは、北海道で開発された断熱技術で、基礎の埋込深さを低減できるという物です。
厚み5cmの断熱材を土の上に置き、地面が凍り付く深さ(凍結深度:とうけつしんど)を浅くします。 細かい規定があるので、その地域に合った条件をしっかり確認する必要があります。 この断熱材の敷き方がスカートのようにたとえられた工法です!
最後に埋め戻し工程時に地鎮祭の時に保管していた鎮め物を埋設しました。 次週はいよいよ基礎工事最後の工程である土間コンクリート打設工事へと移行します。
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