札幌市厚別区 I様邸【設計監理:山之内建築研究所様】 「建築家」×「工務店」のコラボレーション住宅を着工しました。

山之内建築研究所様の設計・監理の札幌市厚別区I様邸で、新築工事を着工しました。 I様邸は、「コンクリートブロック造」+「木造」の素材感がある住宅を計画しています。 松浦建設では過去に、山之内建築研究所様と、江別市で「Y様邸」と「S様邸」の施工実績があります。 →施工事例:「Y様邸」「S様邸

建設地は、札幌市厚別区の閑静な住宅街です。 来年1月の竣工に向けて、工事を進めていきます。

着工前に、垂木杭と貫(ぬき)を使って、建物位置の四隅に「やり方」を出します。 貫の天端は水平にしているので、各ヶ所の貫の天端に水糸をはり、建物の建つ高さを確認しました。 地面には地縄をはり、建物の位置を把握できるようにしています。

着工前には、地鎮祭を実施し、工事の安全祈願をしました。 祭壇には、供物やお酒などを置きました。

地鎮祭の行事の中に、円錐に成形された盛り砂に、お施主様による鍬入れ、工務店による鋤入れを行い、設計者様は、円錐の盛り砂にさしている笹の葉を鎌で刈り取ります。

神主様による、四方祓いの状況です。 建物・敷地の四方を清めていきます。

地鎮祭が終了し、いよいよ着工となります。 地盤の良い厚別区は、地盤改良工事などは無く、直接基礎による工事となります。 最初の工程は、「根掘(ねぼり)」といい、バックホーという重機を使用し、基礎下の砕石を入れる高さまで、土を掘っていきます。

根掘りと並行して、砕石を充填します。 建物を支えるために、しっかりとランマー・プレートを使用して転圧します。

根掘工程が終了しました。 I様邸は、北海道で開発された技術である「スカート断熱工法」です。 今後の現場レポートの中で、少しずつ、ご紹介していきま! 次工程は鉄筋組です。 鉄筋を組みための親墨を砕石の上に出し、準備が整いました!

設計・監理→「山之内建築研究所」様のHP

個別現場レポート→「札幌市厚別区I様邸