札幌市豊平区K様邸（設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様）では、屋根下地工事を進めています。
登り梁の上に構造用合板を張り、水平構面の剛性を高めています。 構造となる部分なので、使用する合板と釘には種類と間隔に規定がありますので、施工管理ポイントとなります。
設計では、屋根の勾配なりの断熱となるため、屋根面には通気層が必要となります。 通気層を設けるため、防風透湿シートを合板面に張りました。 このシートは、壁と連結させて一体の防水層となります。 写真ではわかりにくいですが、軒先には空気を外部に通すための換気部材を取り付けています。
続いて、野地合板の施工となります。 屋根勾配が5寸なので、結構急でした・・・。 「足元注意」を心掛けて慎重に作業を行い、施工を完了しました。
並行して、柱の間に間柱（まばしら）という柱の半分ほどの木材を建てました。 規則正しく木材が配列され、在来軸組工法らしい見た目になっています！
プライバシーを確保する中庭も空間として感じられるようになってきています。 中庭部分は二階建てのような高さが出ているので、全面にステージ足場を組んでいます。
軸組が見れるのは、木工事開始時のみなので、これから長い年月を住まわれる家の製作過程の記録として、しっかりと撮影しています！
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個別現場レポート→「札幌市豊平区K様邸」