札幌市豊平区K様邸(設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様)では、いよいよ大工さんによる木工事を開始しました。
基礎立ち上がり部分に、土台を乗せ、その間に大引きと呼ばれる角材と、合板の下地を設置しました。
その後は、根太レス工法のため、土台・大引きの上に直接、厚み2.4cmの合板を敷き込みました。 床を構造上有効にするために、釘は太め釘(CN釘)の75mmを、15cm間隔に留め付けています。
柱を建てて、その後は、梁をかけます。 梁は重いので13Tのクレーン車を使用しました。 クレーン車は敷地内に侵入することができたので、安全に作業を行えました。
外周部の梁をかけた後、壁の気密の為の先張りポリフィルムを施工しています。 壁の先張りポリフィルムは、壁内の断熱材の間の乾燥空気の移動を防ぐために設置しています。
建物の一番高い横架材である「棟木(むなぎ)」を取り付け、無事、上棟しました。 梁は、桁方向は水平ですが、妻側は登り梁を使用していますので、すでに三角形の家の形が見えてきました。
屋根の構造には、ツーバイ材も併用しています。 梁せいが286mmもある幅の広い材料です。 この下地材を梁受け金物で支えています。
屋根の構造体が、1/4ほどできました。 すっかり家の形が見えるようになりました! 三角形の屋根部分には、一部空間を利用したロフトがあります。 こちらも後日、ご紹介していきます!
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