札幌市豊平区K様邸(設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様)では、配筋検査を実施しました。
鉄筋組は、施工管理者や設計監理者の他にも、第三者機関でも検査を行います。 検査の方は無事適合となり、次工程のベースコンクリートの打設に移行します。
コンクリートは、28日かけて化学反応で固まる材料です。 この材料は、セメントや水、粗骨材の寸法や割合が重要で、現場に運ばれてくるときは、流動性があります。 きちんとした品質の物かを運ばれてきた時に検査し記録を取ります。
コンクリートの硬さをはかりで測定し(スランプ検査)、温度も確認しています。 この時期は十分気温が高い為、品質はとても安定しています。
含まれる空気の量も測定し、供試体を6本とり、脱型時と4週時に圧縮試験を行います。
コンクリート受け入れ検査の後は、ベースコンクリートを打設しました。 工場から運ばれてきた生コンをポンプ車で圧送して、コンクリートを型枠に流し込みます。
打設時に入り込む空気を、機械を使って振動させて、空気を抜きながら施工します。 表面はトンボで平滑にならします。
ベースコンクリートの打設が完了しました。 型枠を解体するのに必要な強度は、5N/mm2です。 脱型当日の強度は、7.4N/mm2でした。
次週は、立ち上がり部分の型枠組とコンクリート打設状況をご紹介予定ですので、よろしくお願いします。
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