札幌市豊平区で、設計監理をエスエーデザインオフィス一級建築士事務所様、施工を松浦建設で、K様邸の新築工事を行う事になりました。 毎週木曜日に工事状況をご紹介していきます。
工事の方は、昨年の内に既存建物を解体し、雪解け後に着工しました。 今年は雪解けも早く、速やかに工事を進めることができました。
最初の作業は、根掘り(根切り)です。 バックホー(通称:ユンボ)という重機を使用し、土を掘ります。 回転レーザーレベルで測定し、根掘り底のレベルを確認しながら作業します。
その後、砕石を入れてしっかりと押し固めて、住宅を支えるための地盤を作ります。 これから建てる家を支える大切な地盤となるので、とても重要な工程です。
木造住宅の基礎は、鉄筋コンクリート造です。 その構造体となる鉄筋組を行いました。 鉄筋は、水平・垂直に規則正しく設置します。 線状にきれいに配列された状態を見ると、とても気持ちがよくなります。
鉄筋は、主筋にD13(径が13mmの異形鉄筋)で、間にD10の鉄筋を300mm間隔に配置しています。 写真で記録を取る際は、赤や青のマークをつけてわかりやすくし、間隔はスタッフで読み取れるようにしています。
その他、開口部補強筋も同様にスケールを当てて長さを確認しています。 補強するための鉄筋の径に注意が必要なので、赤マークをつけて、施工記録写真を撮りました。
コーナーの継手の写真です。 この写真を撮るのにはちょっとコツがいります。 慎重に鉄筋の上にスタッフを乗せて、上手く記録写真を撮ることができました!
次週は、最初のコンクリート施工となる、「ベースコンクリート」の打設状況をご紹介する予定です。 生コンクリートの受け入れ検査も実施しているので、お楽しみに!
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個別現場レポート→「札幌市豊平区K様邸」