札幌市清田区I様邸では、壁の付加断熱材の取り付けを行いました。
断熱材は高性能の断熱材である発砲押出法ポリスチレン板三種で、熱伝導率は、0.028W/(m・K)です。
厚みは75mmで、断熱性能を表す数値を計算する時には、断熱材の厚みを熱伝導率で割って抵抗値を出し、その逆数で評価します。(この抵抗値の逆数が熱還流率で、一般的には値が小さければ断熱性能が良い=熱を通しにくいとなります)
そのあとは、外部建具を取り付けました。 外部建具には、玄関ドアと窓サッシがあります。 玄関ドアは軒天がスッキリ納まるように計算して高さを決めています。
サッシは、建物の外観デザインに大きく影響を与えます。 二階部分は高さをそろえた窓が横並びに配置されています。
付加断熱材の上には防風透水シートを張っています。 このシートを張ることで壁を防水することができます。 施工で大切なのは、開口部からの水の侵入を防ぐようにすることです。 建築では二重防水で、より防水性能を高めます。 一回目の防水はサッシと構造体の間、二回目の防水は防風透水シートとサッシの間です。
内部の方は、窓からの光の入り方がわかるようになりました。 必要に応じて窓を配置しているので、空間のイメージがさらにわかりやすくなりました!
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