札幌市 清田区 I様邸 木工事開始 大工さんの登場です

札幌市清田区I様邸では、木工事を開始しました。

基礎工事ではコンクリートと鉄筋が主となる材料でしたが、木造住宅の構造体となるのは、もちろん木材です。 一番最初に施工するのは、「土台(どだい)」という部位になります。 文字通り、家にとってとても大切な土台となります。 

そして、施工するのは、家づくりの主役となる大工さんです。 やはり木造住宅といえば大工さんですね。 土台施工で重要なことは、水平に設置する事です。 そのために、オートレベルという機械を使い、精度の高い施工を行います。

床に構造用合板を張り、その後は「(はしら)」を立てます。 I様邸では、強度のある集成材の柱を使用しています。

続いて登場するのが、クレーン車です。 タイヤがついていて、公道を自走できるラフタークレーンです。 基礎工事時に続き、「働く車」である重機です。

クレーン車で吊り上げるのは、「(はり)」です。 柱に比べて長くて重い材料なので、クレーン車で吊りながら柱の上に設置します。

柱の上部は「凸」型に加工していて、相手となる梁下部は「凹」型に加工しています。 これは、あらかじめ木工場で加工しています。 通称、プレカット材です。

どのように柱の上に設置した梁をはめ込むのかというと、大きなハンマーで打ち込みます。 このハンマーを「掛矢(かけや)」といいます。 木工場で加工された精度の高い材料なので、次々と木造軸組みを組み立てることができます。

まずは、一階部分の工事状況のご紹介でした。 ちなみに、このように「柱」と「梁」で組み立てる構造の木造住宅の工法を「在来木造軸組工法(ざいらいもくぞうじくぐみこうほう)」と言います。 こちらも文字通り、古くから日本で行われてきた住宅の工法です!

個別現場レポート→「札幌市清田区I様邸