設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様のI様邸では、立ち上がりコンクリートの打設を行いました。
構造体である基礎のコンクリートは、これで2回目となります。 前回と同様に、工場で作った生コンクリートをミキサー車で運び、現場ではポンプ車により圧送しながら打設します。
立ち上がりコンクリートは、垂直方向にコンクリートを入れるため、流し込むときに入る気泡を機械で振動させながら抜いていきます。
流し込まれたコンクリートの天端は、平らになるように、一度コテで均します。 今後の木工事の土台敷きの工程のため、後日、さらに精密に高さ調整を行います。
コンクリートの打設が完了いたしました。 この後は、コンクリートが硬化するのを数日待ちます。 コンクリートは設計強度が出るのは28日後(4週後)ですが、その物自体は、3日程度でしっかり固まります。
数日後、型枠を解体しました。 基礎断熱工法なので、外周部には高性能断熱材を張っています。 解体後は打ちあがりの確認をします。
打ちあがりも良好で、完成後は見えなくなる基礎は、その状況を目盛りを当てながら記録します。
基礎工事も終盤をむかえています。 次の工程は、外部設備配管と埋め戻しになります。 また、木工事に必要な外部足場組も予定しています。 足場を組むと建物のボリュームが感じやすくなるため、より住宅のイメージが付きやすくなります。
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