設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様のI様邸では、鉄筋組を行いました。
鉄筋は鉄筋コンクリート造である基礎には非常に重要な構造体です。 その種類や間隔などを設計図通りに施工されているかをしっかり確認をします。
鉄筋組には共通した標準仕様があり、細かい所も同様に確認します。 人通口となるかヶ所には斜めの補強筋をいれたり、設計で鉄筋指定のあるか所は、その数量がきちんと入っているかなどもこの時見ます。
継手の長さ、定着長さなどを確認し、さらに今後の工程である型枠に鉄筋が触れないようにスペーサーを取り付けているかなど、いろいろチェックします。
鉄筋は外気や土に触れてはいけません。 下には直接鉄筋を置かないように、こちらはコンクリートのスペーサーブロックを敷いています。 この間隔も規定内になっているかも確認します。
工事の方は、常に今後の工程を考えながら進めます。 設備配管が通るか所には、コンクリートが入らないようにスリーブという筒を入れておきます。 これにより、コンクリートの立ち上がりができた後でも、配管を通すことができます。 次週は、いよいよ最初のコンクリート打設のご紹介です。 お楽しみに!
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