南幌町 S様邸【設計監理:エスエーデザインオフィス様】立上りコンクリートの打ち上がり状況

設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様のS様邸では、立ち上がりコンクリートの型枠解体を行いました。

型枠を取ると、コンクリートが見えてきます。 ベースコンクリートと今回の立ち上がりコンクリートが構造体です。 主にこの部分を「基礎(きそ)」と呼び、家にとっては文字通りとても大切な構造体です。住宅の外周部基礎は断熱材により断熱しています。 このように床下も室内と同じ断熱空間にする工法を基礎断熱工法といい、北海道では多く採用されている工法です。 床下も暖かい空間という事は、一階の床がとても暖かいという事になります。

基礎の高さをスタッフというメモリ付きの定規をあてて記録しました。 基礎の天端から40cm以下は土で埋め戻す為、記録しています。

コンクリートや断熱材の厚みも同様に写真で記録します。 断熱材は、厚み10cmもあります。また、今週はベースコンクリートを打設してから28日が経過しましたので、生コンプラントで圧縮試験を行いました。 供試体は3本あり、機械で圧力を加え、割れるまでの力を測定します。

供試体3本の平均の圧縮強度は、25.8N/mm2でした。 管理値は24N/mm2なので、合格となります。 同じように後日、立ち上がりコンクリートも圧縮試験を行います。

基礎工事も終盤に差し掛かっています。 次は設備関係の外部配管と埋め戻しを行います。 重機を使う仕事が続きますので、「周囲確認の徹底」「声かけしながらの作業」などを行い、安全管理をしっかり行い施工を進めます。

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