設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様のS様邸では、立ち上がりコンクリートの打設を行いました。
ベースコンクリートと同様に、生コンクリートはミキサー車で搬入し、ポンプ車で圧送しながら打設します。
立上りコンクリートは、巾12cmの型枠の間に流し込むので、ベースコンクリートより時間がかかります。
型枠に流し込んだコンクリートは、バイブレータで振動を掛けながら気泡を抜きます。 この時気泡が入っていると、その部分のコンクリートは穴が開いたようなってしまいますので、丁寧に慎重に施工します。
天端をトンボとコテで平坦ならします。 また、土台を基礎と緊結する為にアンカーボルトを事前にセッティングしています。
全ての立ち上がりコンクリートを打ち終わりました。 全部で12m3の生コンクリートを使用し、おおよそ1時間半くらいかかりました。
その後は、コンクリートが少し固まるまで時間を空け、レベラーと滑らかなセメントを流し込みます。
次工程は、型枠の解体となりますが、コンクリートの初期強度5N以上出るまで、少しの間、養生期間となります。 28日後には先に打設したベースコンクリートと同様に、圧縮試験を工場行い、設計での品質管理強度24Nが出ているかを確認します。
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個別現場レポート→「南幌町S様邸」