設計監理エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様のS様邸では、基礎工事を開始しました。
基礎とは、建物の力を支えるコンクリート製の物で、地中に埋まっています。 最初に行う作業は「根掘（ねぼり）」です。 基礎の底盤となる部分まで重機で土を掘ります。
掘った土の深さは、先週すでに準備していていた「やり方」からの距離を機械で測定します。 作業者は受信機をもって確認しながら高さを調整しています。
測定器は「回転レーザーレベル」を使用しています。 文字通り回転しながら水平レベルのレーザーを発信する機械です。
根掘りを終えたヶ所は、杭の高さも回転レーザーレベルで測定しながらカットします。 この作業では、粉塵が舞うので、事前にオレンジネットにより養生しておきました。 （環境管理（E）ですね！）
根掘と一緒に、砕石を入れ、底盤を締め固めます。 その後、住宅の「芯」となるヶ所の墨出しを行い、杭のズレをチェックを全数行いました（品質管理（Q））。 大きくズレは杭はありませんでした。
基礎工事も計画通りに進み、次回は鉄筋組の様子をご紹介します。 基礎部分は鉄筋コンクリートなので、「鉄筋」と「コンクリート」は、重要な工程です。 瑕疵保険による配筋検査、設計監理者による配筋検査も実施します。
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個別現場レポート→「南幌町S様邸」