南区S棟梁さま邸では、内部造作工事へと移行しています。 最初に行うのは電気配線や設備関係の配管工事です。
並行しながら、大工さんの方では、壁にグラスウールを入れていきます。 壁の断熱材には、高性能グラスウール16Kを使用しています。
繊維系の断熱材の施工ポイントは、何と言っても隙間なく断熱材を入れることです。 とても重要な事で家の断熱性能は計算で求めますが、実際出来上がった家は測定する事は出来ません。 この工程は、目視により確認をします。
断熱材が入れにくいのは、建物の出隅・入隅部分の壁の下地の為に柱に抱かせている木下地部分です。 S棟梁さまの家はきちんと隙間なく断熱材を施工されました。
その後は、間仕切り壁になる所の柱などに木下地を取付ていきます。
壁下地を入れ終わり、続いては外周部に気密用のポリフィルムを張ります。 一枚で届く長さの物を横に張っていき、ポリフィルムのつなぎ部分を少なくしています。 コンセントなどの貫通部も気密テープにより、気密をとります。
個別現場レポート→「札幌市南区 S棟梁様邸」