北広島市S様邸が竣工しました。 今年度は色々ありました。「コロナウィルス」「ウッドショック」「資材の値上がり」「半導体の納品困難」「土地価格の高騰」そして、「近年まれに見る大雪」・・・。 住宅施工管理歴20年の私です(たくさん家を建ててきました。 もう80棟を越えてしまいました)が、今年ほど大変な年は今までなかったと感じます。 無事、施工が完了し、ほっとしています。 当住宅のオープンハウスにご来場していただき、ありがとうございました。 お越しになれたなった方にもご紹介したいと思い、外観と内観をブログでお見せいたします。(プロカメラマンによる竣工写真は後日、「施工事例」で公表いたします。 後日、お楽しみに!)
外観は、エコットハウス仕様の「次世代レンガ」です。 最近、松浦建設でご提案している「新たしいレンガ住宅スタイル」の外観です。 従来の北海道で多くあるレンガ住宅の特徴は、①サッシは白 ②屋根は緑 ③破風は白 という外観が多かったのではないでしょうか? エコットハウス仕様の家では、現代にふさわしいようなスタイリッシュな外観をご提案しています。 寒冷地の北海道で、冬季にも施工できる「乾式」工法である次世代レンガの新しい引き締まった外観のレンガ住宅は、いかがでしょうか? 屋根・サッシ・板金等を黒にする事で、引き締まった外観としている事が特徴です。
私には、重厚感のある外観で「高耐久」であるメンテナンスフリーの「次世代レンガ」は、10年たっても新築のような外観である事に「機能美」を感じます。 (結構、窯業系サイディング住宅の場合、10年経てば、雨だれや表面劣化により、古く感じますが、次世代レンガ住宅は、表面着色をしていない外壁材なので、10年たっても、味があり、重厚感があり、そして、家は若々しいです!)
内観は、白・黒を基調とした空間ですが、従来の「シンプルモダン」とは異なります。 家の中に木目を取り入れる事で、温かみのある空間が出来ました! 「木目のある色合いが明るいフロア」の空間は、温かみがあり、かつ、モダンな雰囲気がでます。 (最近の流行は、照明などの電気設備系も黒色を採用し、シャープな見た目にする点だと思います。 線状の物は「黒」、面には「素材の質感」というのが、メリハリをつけた見た目となっています。)
キッチン空間も、メリハリをつけた黒を基調としたコーディネートとなっています。 写真ではわかりにくいのですが、キッチンの面材はくっきりとした木目調です。 ちょっと前の流行では、マットな白黒も多かったのですが、私としては、やはり室内空間には木目を感じられた方が、気持ちが落ち着きます。
個室の壁紙はワンポイントでアクセントクロス張りとしています。 モダンな家なので、このアクセントクロスは、色々な選択が出来ます。 S様のように、統一感のあるクロスを選定されても良し、モダンな家なので奇抜な色を選んでも良し、お好みの模様のある物を選んでも良し、と思います。
松浦建設では、標準仕様でステンドグラスが付きます。 模様のパターンと選べるステンドグラスの色に限定はありますが、お客様のオリジナルの物を選べます。 S様が選ばれた中段の緑色のステンドグラスが「自分らしさ」をとても感じ、建築屋の私としても、自然の光によりきれいに見えるこのステンドグラスが心地よく感じます。
現場が完成しましたので、気密測定の方も実施しました。 エコットハウス仕様の家では安定した気密性能があり、0.3cm2/m2前後となります。 S様邸も非常に高気密住宅に仕上がり、C値は、0.3cm2/m2でした!
北広島S様邸の工事ブログも今回が最後となります。 無事、S様邸が竣工できたことにとても、感動しています。 「家づくりに」ご協力いただいた、協力業者様にもお礼を申し上げます。
住宅取得を考えられている客様へ、施工管理者である私からお伝えしたいのは、「自分の家にこだわりを持っている方は、ぜひ、松浦建設へご相談してください」という事です。 自分が気に入る建売住宅を探すのは、なかなか難しいと思います。 一生住まう家なので、自分が住みたい家を「作る」という考えも大切かと思います。 その際は、ぜひ、弊社松浦建設の「エコットハウス」をご検討いただきたいと思います! 理想の家づくりのお手伝いは、松浦建設は最も得意としています!
個別現場レポート→「北広島市 S様邸」