【北広島市 Sさま邸】を着工しました(現場レポート)

北広島市では札幌一帯のコンクリートミキサー車が集められているような勢いで、ボールパークの建設が着々と進んでいます。完成が楽しみです。

さて、北広島市でSさま邸の工事が始まりました。Sさま邸は前面道路に傾斜があるため、現地調査と図面の打ち合わせを入念にし、遣り方(やりかた)を出しました。

11月に入り天気の不安定な日が続きます。朝から雨の中の作業となりました。

隅遣り方(角の4か所を示すための仮設物)が出たら、杭芯を出します。

Sさま邸の敷地は、地盤補強のための杭工事が必要と地盤調査の結果が出ました。調査結果とSさま邸の図面を元に34か所、500ミリの太さの杭が必要になります。杭の位置を杭図面の指定通りに地面にマークしていきます。このことを「杭芯をだす」と言います。手前の6か所は杭の高さが他より低いため、わかりやすいように緑のテープで色分けをしています。

後日の杭工事の様子です。やり方で出た杭芯の目印の通りに穴を掘ってゆきます。

杭工事というと既成コンクリートや鋼杭を打ち込んだり埋め込んだりする方法もありますが、ここではその場で地盤に穴をあけ、その場でコンクリートの杭を作る「場所内打ちコンクリート」という方法で地盤改良をします。

今後も補足説明は随時足してゆきます。次回は鉄筋組・配筋検査をレポートします。

個別現場レポート→「北広島市 S様邸