着々と着工数を増やしている「北のブランドの家」。
平和通りに様々な試みを取り入れたモデルハウスが建設中ですが、南区でも「北のブランドの家」を着工しました。
施工管理の師匠担当のモデルハウスは専門的な内容でとても丁寧に書かれています。こちらでは工事の流れが分かるように・色々な建設用語を紹介しながらお伝えしたいと思います。
さて、Hさま邸ですが前面道路に傾斜があり土地も平坦ではないため、遣り方(※1)も相談を重ねて住みやすい高さを出しました。
遣り方が終わった様子です。高さと位置が分かるようになったら、次は基礎を作るために地面を掘っていきます。
※1遣り方(やりかた)基礎工事の前に柱・壁などの中心線や水平線を設定するため、必要な個所に杭を打つ仮設物。上の写真は建物の四隅を示す「隅遣り方(すみやりかた)」
基礎の計画通りに地面を掘っていきます。重機で掘る(上写真)→高さを確認・手掘りで調整する→重機で砕石を入れる→高さを確認・角型スコップで均す→ランマーで締め固める(下写真)
手前に見える台に乗った機械「レベル」で高さを確認しながらしっかりと基礎を作っていきます。
また、エコットハウスの採用する「パッシブ換気システム」のための給気管もこの時点で配管します。
この給気管、現場ごとに長さに合わせてその場で加工します。水平器でピタリと上向きに合わせ、接着剤とテープで空気が漏れないようにしっかりと固定します。
10月半ばを過ぎて峠では雪も降るような天気の中、丁寧な仕事をして頂きました。Hさま邸、施主様に喜んでもらえるようしっかりと工事を進めて参ります。
今後も補足説明は随時足してゆきます。次回は鉄筋組・配筋検査をレポートします。
個別現場レポート→「札幌市南区H様邸」