【北のブランドの家モデルハウス】では、今回は各計画をご紹介いたします。 このモデルハウスは3つのコンセプトがあります。
1.北海道のすばらしい商品である「北のブランド」を多く取り入れてご紹介し、地産地消をはじめとしたSDGsをしっかりと取り組む。
エコットハウスでは、環境負荷の少ない地球環境にやさしい家づくりを行なっています。 高度な教育を受けたBISによる断熱気密施工、地産地消を行ない地域の人たちと協力し合い、未来を見据えています。
2.最先端のパッシブ換気技術開発を行なう。
暖房機は床下のエアコン1台のみです。 高気密高断熱住宅であることが大前提で、しっかりとした換気計画を行ないました。
アースチューブで地中熱を回収して床下に取り入れた新鮮空気は、緻密な換気計画によりその経路を決めています。 その計画に合わせて現場の施工も進んでいます。
この後は、床下エアコンで暖められた空気を循環させるための壁を製作予定で、換気専門家との打ち合わせを控えています。 パッシブ換気を施工している工務店様と共に技術向上につなげています。
3.IOT(Internet of Things:モノのインターネット)の導入
以前、松浦建設のモデルハウスでも行っていて、今回の北のブランドの家モデルハウスでも採用しています。 IOTで出来ることは年々増えてきていて、モノが音声を認識して作動する仕組みです。 今回のモデルハウスでは、とくに注目を浴びている共働き夫婦が外出先でもお子様とコミュニケーションが取れる仕組みや、おうち時間を楽しめる照明のシーンの設定に力を入れています。
電気配線は、通常の家と比べるととても複雑になります。 家づくりでとても大切なのは計画です。 住みやすい家づくりをするためには、もはやただ家を明るくしたり部屋があればいいというものではなくなりました。 どのように家族と過ごすか、どのように生活し成長するかという事が大切だと感じでいます。
工事の方は、電気配線・換気配管など設備関係の工事を行ないました。 パッシブ換気経路となるヶ所は電線や配管が空気の抵抗となるため、あらかじめ場所を決めての配置となりました。 その後、軸間断熱材であるグラスウールを入れました。 今後は、外部ではいよいよ次世代レンガの施工、内部では大工さんによる内部造作工事へと進みます。
個別現場レポート→「北のブランドの家モデルハウス」