3月に入りまして南区のA様邸の工事は終盤になってきています。
先週木工事が終わり、仕上げへと移っています。では紹介していきます。
建具取り付け
建具が付きました。ドアは暗めの緑色で、クローゼットの扉は暗めの茶色です。
ドアにはいろいろな種類があります。(片開き、両開き、片引き、引き違い、折れ戸)など様々な種類があります。室内にある建具は基本的に音の遮断や開口部の出入りの許可を示すものでもあり、また部屋を仕切るという目的があります。
階段手摺
階段に手すりが付きました。実は階段には手すりを付けるというのが建築基準法で決まっています。
階段の基準の高さは750mmといわれています。
ここで「エコット豆知識。」
現代では手摺はどこにでも付けられていて、絶対に必要ないだろうと思うところにも付いてることもあります。
しかし今では重要視されている手すりが昔は意図して手摺を付けないということが常識でした。
その理由は戦乱の時代になります。城に敵陣が攻めてきたとき、城は敵が簡単に攻めて来られないような構造になっているので急な斜面が多いです。手摺があると敵陣は簡単に攻めることができてしまうので、そのために手摺は付けていません。
平和になった今だからこそ手摺が増えたのですね!
パテ処理
クロスを貼る工事に入ります。
いきなり壁となっている石膏ボードにクロスを貼るわけではなく、石膏ボードの継ぎ目やビスが入っているところにパテ処理を行います。
パテ処理を行うとボードの継ぎ目やビスが入っている凸凹した部分が均一に平らになります。これをすることで後にクロスを貼るときにシワや空気などが入らずきれいに貼ることができるのです。なのでパテ処理はクロスを貼るときに非常に大切な工程になります。
工事が終盤になってきているのを感じて完成するのがより一層楽しみになってきました!
雪が溶けていくにつれて家が出来上がってくる感じがうまく表現できないのですが凄くいいなと思いました。
では来週のブログもお楽しみに!
個別現場レポート→「札幌市南区A様邸」