今週も工事が着々と進みました。大きく変わったところは建物の外側の足場が解体されて建物がクリアに見ることができるようになりました。
では、さっそく紹介していきます。
ユニットバス設置
ユニットバスを設置しました。ベースの色はホワイトで統一していますが、シャワー側の部分に暗めの色が入っていますので落ち着きのある空間に仕上がっています。
新品の綺麗なユニットバスに入れるA様が羨ましいです。写真にダンボールが写っていますが、これはユニットバスを傷つけないように養生(ようじょう)として置いてあります。
廻り縁取り付け
廻り縁を取り付けました。廻り縁とは天井と壁の見切り部材です。付けるメリットは、天井と壁を区切ることでスッキリした空間づくりができます。
この壁の色と天井の色を考えて廻り縁の色選びをするのも注文住宅の部屋づくりの面白さの一つなのではと思います。また、廻り縁は天井と壁の隙間を隠すのにも有効です。
足場解体
【BEFORE】
【AFTER】
足場を解体しました。足場が解体されたことでスッキリしました。
建築の仕事をされている方に、足場が解体された後の家を見るのが仕事の楽しみの一つだと聞きました。自分もその気持ちはわかるような気がしました。
ここで「エコット豆知識。」
足場の歴史について紹介します。足場は古くからの伝統があり、今になっても続いています。
鎌倉時代・江戸時代では、丸太足場といわれる丸太を用いた足場を建てて城などを作っていました。
丸太足場は昭和初期まで続きました。しかし昭和後期から平成・令和では丸太足場から鋼製足場へと進化しました。 次に足場がどのような進化を遂げるのか楽しみです。
階段設置
この写真は1階と2階の間の階段の写真です。写真の白い板とテープが貼ってあるのは養生をしているからです。
ちなみに階段は白い板がテープで貼られている部分が踏板(ふみいた)で下の板の面がこちらに向いている場所が蹴込み板(けこみいた)といいます。
巾木取り付け
巾木を取り付けました。巾木は廻り縁と同じようなもので、壁と床を区切る見切り材です。
この巾木は、大体の住宅に付いていると思うので皆さんも確認してみてください。メリットは壁紙の剥がれを防止するのと、床と壁の隙間を隠します。また巾木というのは、折り曲げることができないので、壁が出っ張ってる角の部分にはコーナーキャップというものが付いています。
来週もまたどのように工事が進んでいくのか楽しみですね!
では、来週のブログもお楽しみに!
個別現場レポート→「札幌市南区A様邸」