江別市 S様邸【設計監理:山之内建築研究所様】 臥梁工事が始まりました。

山之内建築研究所様の設計・監理の江別市S様では、コンクリートブロックの上の臥梁工事が始まりました。 臥梁(がりょう)とは、コンクリートブロックの上に設置するコンクリートの梁の事で、ブロックを一体化させ構造耐力を出します。

まずは、鉄筋組です。 ブロック上部には鉄筋が伸びていて、臥梁の鉄筋と緊結します。 ブロックから伸びている鉄筋は、以前のブログでもご紹介したように基礎から伸びています。 基礎-ブロック-臥梁が一体となります。 開口部の上の鉄筋はブロック上の鉄筋より強くするため鉄筋量が多く、梁の形状も違うので、しっかりと確認しながらの作業となっています。

コンクリートは流動性があるので、小さな隙間から若干流れる可能性もあります。 ブロックは仕上げ材なので、万が一の事態に備えてしっかりとビニールで養生します。

現在は、臥梁の型枠組を行なっています。 ブロックと同様に臥梁の室内側は全てコンクリート打ち放し(仕上げ)となるので、専用の型枠であるパネコートを使用しています。 また、見栄えを良くするため型枠材の継目やピーコンの位置関係もしっかりと計画しました。 今週は型枠組を引き続き行い、来週には臥梁コンクリートを打設予定です。

気温も下がり、雪の日も多くなってきています。 構造体のコンクリートとなるので、しっかりとした温度管理と品質管理を徹底して現場を進めていきます。

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